「Gスポット」と言う言葉は聞き慣れていても、その正確な位置や中イキするための正しいオナニー方法について理解している方が少ないのではないでしょうか。
そこで今回はGスポットに関して徹底的な調査・解説を行い、具体的な位置や性感帯としての作用などの基本的な情報、また中イキするためのテクニック&ノウハウ、専用バイブの紹介などについて詳しく解説します。
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Gスポットとは?
Gスポットは1950年にドイツの産婦人科医であるエルンスト・グレフェンベルグ(Ernst Gräfenberg)によって発見された性感帯です。
強い快感が得られるこの性感帯は、具体的にはクリトリスのような部位ではなく、尿道裏の膣壁周辺の範囲一帯のことを指します。
このエリアは刺激によって快感を得られると同時に、陰部神経叢(いんぶしんけいそう)の広い範囲で受けた性的興奮と快感が脳きオーガズムを引き起こします。
このため、Gスポットを刺激すると他の性感帯よりも強い快感を感じたり、痙攣や潮吹きなどの現象を引き起こすことがあります。
この状態の事をいわゆる「中イキ」と呼びます。
またカナダ人の産婦人科医ジェン・ガンター(Jen Gunter)氏は、著書『The Vagina Bible』にて
「実はGスポットという器官自体は存在せず、クリトリス複合体の一部だ」
と述べています。
ガンター氏によればGスポットを刺激することは、クリトリスを刺激するのと同じくらい快感が得られるということですね。
どうりで気持ち良いわけだ!!
Gスポットの場所・正確な位置
Gスポットは尿道の裏側の位置に存在し、膣内入口からお腹側の膣壁で指の第二関節くらいの位置にあります。
この周辺のエリア一帯より奥の、子宮口入口に近いエリアはPスポット(ポルチオ)と呼ばれる別の性感帯です。
他の性感帯との違い
クリトリスとGスポットは同じ複合体という意見があるように、基本的には両者ともつながっている器官と考えてもらっていいと思います。
部分的な違いで言うとクリトリスは目に見える部位、Gスポットは膣内の尿道裏側にあるエリアという違いがあります。
このため、両者の一番の違いとしては、刺激できる範囲の広さであると言えます。
ちなみにPスポット(ポルチオ)はGスポットと同じく膣内の性感帯ですが、場所は膣の最奥でちょうど子宮口入り口の周辺となります。
性感帯としては一番奥(8cm~)の位置であり、刺激のしやすさではGスポットの方がより馴染みやすいでしょう。
Gスポットの性感帯としてのメリット
Gスポットの一番のメリットはオーガズムに達することによって激しい快感を得られる「中イキ」ができることです。
奥まった場所にあるポルチオよりも刺激するためのハードルが低く、よりオーガズムを感じられやすい特徴があるので、女性からも人気の性感帯なんですね。
中イキはオーガズムに達するまでに一定の性的興奮と刺激に対する身体の慣れが必要で、この慣らす行為のことを「開発」と表現します。
一度中イキ開発に成功できれば、外イキよりもさらに強く連続したオーガズムを感じられるようになります。
補足ですが、GスポットやPスポットでオーガズムを感じることを「中イキ」、対してクリトリスや大陰唇でオーガズムを感じることを「外イキ」と表現します。
正しいGスポットの開発方法
中イキ開発に取り組む前に、まずは正しいGスポットの開発方法を抑えておいて下さい。
Gスポットでのオーガズムの仕組み
女性は性的興奮が高まると、精子を受精しやすくするために子宮口が下がり、クリトリスや大陰唇、尿道裏といった性感帯になるところが充血して膨らみ、刺激に対して敏感になります。
Gスポットも例外ではなく、性的興奮が高まることによってより敏感となり刺激に対する感度が増していきます。
前述したように、オーガズムは陰部神経叢(いんぶしんけいそう)から脳に刺激が伝わえることによって引き起こされるので、神経が敏感になって反応がよくなれば自然とオーガズムにも達しやすくなるというわけです。
性的興奮を高めることが最優先!
前述したオーガズムの仕組みでもわかる通り、一番大切で重要なことは”性的興奮状態”をいかに高めるかということなんです。
女性はいくら激しい刺激を受けつづけたところで、性的興奮が高まっていかなければオーガズムを引き起こすような絶頂的な快感を味わうことができません。
逆に言うと、性的興奮で感度が高まった状態ならば、少しの刺激でも快感が得られやすく、オーガズムに達する率もグッと上がるということになります。
絶対NG!間違ったGスポットオナニー
ここで、やってはいけないGスポットオナニーの例をいくつか挙てみます。
いきなりGスポットを攻めること
Gスポットオナニーといっても、いきなり直接刺激しようとすると身体の準備が整っていないため感度が全く上がりません。
初心者の方であればなおさらNG!痛みを感じてしまう場合もあります。
これはHの時に、前戯を充分にせずいきなり挿入されてしまうようなもので、想像するだけでも痛みしかなさそう・・・。
バイブなどを使う場合でも、まずは焦らずじっくりと性的興奮を高めてから挿入するようにしましょう。
充分に濡れていない
バイブや指などを挿れる際、膣内が充分に濡れているかも大事です。
濡れ方は個人差があるものの、性的興奮が高まって感度がよくなると膣内が自然と愛液で溢れてくるようになります。
もしあまり濡れていない状態で挿入しても、感度が不十分なのでイケず仕舞いで終わる可能性が高いです。
クリトリスや乳首など自分の感じる部分を優しくマッサージすることで、自然に身体がほぐれて興奮も高まってきます。
とにかく焦らずにじっくりと時間をかけて、膣内を充分に濡らしていきましょう。
無意識にイク途中で諦めてしまう
中イキする直前でイク前にオナニーをヤメてしまう例も多いです。
5分くらい刺激しているけど来そうな感覚がない・・・という感じで、途中で諦めてしまってイケずじまいに終わることは、初心者にはありがちな例です。
Gスポット開発や中イキには、初めてならとくに時間がかかります。
慣れている状態ならともかく、初めての状態で5分ほどでイケることはまず無く、もっと時間をかけて根気強く刺激を続けていかなければオーガズムまでたどり着けません。
オナニーを行う際は、充分な時間を確保して長くゆっくりと時間をかけて開発に専念していきましょう。
中イキできるおすすめのGスポットオナニーのやり方
Gスポットを刺激して中イキするために、おすすめのオナニー方法をご紹介します。
①オナニーの体勢
まず身体は仰向けの状態で寝た体勢にし、足を曲げてぱっくりと股を開きます。
この体勢のメリットは、クリトリスや大陰唇周辺を愛撫しやすくなり、バイブなどを挿れる際もリラックスした状態で挿入することができます。
正常位と同じ状態となるためHがイメージしやすいので、そこから性的興奮を高めるのもいいかも知れません。
この時、厚めの枕などを挟んで上半身を軽く浮かせた状態にすると、興奮状態が高まった際に下がってきたポルチオや膨らんだGスポット域などが触りやすくなるためおすすめです。
ちなみに性的興奮を高めるために鏡を正面に持ってくる女性もいるそうですが、私にはハードルが高かったです・・・(笑)。
②性的興奮を高めるためのサポートグッズを利用する
オナニーをする時にイマイチ興奮が高まらない方は、サポートグッズを利用するのも一つの方法です。
例えばエッチな動画。
女性向けのエッチ動画はたくさん種類もカテゴリもあるので、自分にあったものを視聴することで性的興奮の手助けになります。
また、温感ローションや媚薬なども有効です。
温感ローションは性的興奮だけでなく、膣内の濡れ具合も補助してくれますので、興奮しても濡れにくい体質の方には特におすすめです。
③クリトリス&乳首オナニーでじっくり濡らす
前準備が整ったら、まずはクリトリスや乳首を優しくマッサージしながら感度を全体的に高めていきましょう。
乳首は指先を使ってコリコリと転がす感じで軽くマッサージします。
クリトリスは皮を剥く前に大陰唇全体を広くゆっくりと円を描くように撫で回してほぐします。
少しずつ濡れてきたら皮を剥いてクリトリス部分に指先を当て、こちらもコリコリと転がす感じで刺激していくのがおすすめです。
指先で触る以外にも電マなどを使うと効果がさらに高まります。
できれば一度クリイキ(外イキ)できるまで行うと、感度がMAXまで上げられるのでより中イキしやすくなります。
④指やバイブを挿入する
充分に体勢が整ったら、いよいよ指やバイブを腟内に挿入します。
この時爪を伸ばしている方は膣内を傷つけやすいので、バイブを使った方が良いですね。
充分に感度が高まっていれば、指やバイブを挿入した段階でもかなりの気持ちよさを感じれると思います。
オーガズムを得るのに充分な状況だと、挿入だけでイッてしまったということだってしばしば起こります。
Gスポットは膣壁前方の比較的広いエリアになるので、少しバイブの先端を上げてグリグリと抑えるように当てていくのがおすすめです。
バイブ振動の強弱レベルは一番弱めにした状態で挿入し、あとは好みによって切り替えすると良いでしょう。
オーガズムに慣れていない人や、初体験の人はイクまでに思ったよりも時間がかかることが多いので、挿入してからもじっくりと時間をかけて開発をすすめていくのがポイントです。
おすすめのGスポットバイブ
Gスポットオナニーには、専用の「Gスポットバイブ」と呼ばれるアイテムがあります。
ここからは、 ラブトリップの公式通販サイト や楽天・Amazonなどで、レビュー評価も高く大人気のおすすめGスポットバイブをご紹介していきます。
これらのアイテムを使えば中イキもグッとしやすくなりますので、ぜひチェックしてみてください。
ストロングトルネード
Gスポットバイブとしてラブトリップ通販サイトで今最も売れているのが、以前「ポルチオ開発におすすめな人気バイブ5選」の記事でもご紹介した、Gスポットとポルチオの両方を刺激することが可能な「ストロングトルネード」です。
このバイブは3つの刺激「ピストン動作・スクリュー回転・クリバイブ」を同時に発動させることができるため、複数の刺激でオーガズムを起こす必要がある中イキ開発には、とくにおすすめできるアイテムです。
このバイブの動作の特徴として、ロッドとボールがピストンと回転という違った動作を同時に行うことで、らせん状に動くこと。
膣内で激しく動く挿入感はGスポットのみならず、膣内のあらゆる性感帯をたっぷりと刺激してくれます。
クリトリス部分には専用のクリバイブを搭載しているので、電マを使う必要もありません。
レビューコメントでもかなりの高評価を得ているアイテムなので、その品質は折り紙付き。
初心者の方でも、ある程度バイブを使い込まれている方にも、安心して中イキ開発にお使いいただけるGスポットバイブです。
基本性能・スペックと機能
- 【本体基本情報】
- 本体全長:23.5cm
- 挿入部:12.8cm
- 挿入部直径:Φ3.4cm
- 材質:シリコン
- 【バイブレーション】
- スピード調節:4段階
- 子機振動:12種類
- 【機能】
- トルネード&ピストン
- 角度調節可能
- 【充電/稼働時間】
- USB充電
- 充電時間:約1時間
- 稼働時間:約1.5時間
SVAKOM CICI(スヴァコム シシ)
Gスポット開発での初心者向けバイブの定番といえばコレ、SVAKOM CICI(スヴァコム シシ)です。
スタイリッシュなデザインもさることながら、自由自在に調節できるヘッド部分はフィット感抜群!
細身なので、挿入時に痛みを伴う心配もありません。
Gスポットの正確な位置は個人差があるため、開発するためには膣内で感覚を頼りに、ある程度勘で場所を探りあてなければいけません。
その点このバイブは、ヘッド角が自由自在に折り曲げられ、さらに細身のシルエットで挿入角度も自由に調整できて、Gスポットを探り当てるのにはもってこいの仕様となっています。
余計な機能は一切省き、静音構造や完全防水などの実用的な機能のみに特化した超シンプル設計です。
これなら初心者の方でも安心してお使いいただけますね!
基本性能・スペックと機能
- 【本体基本情報】
- 本体全長:24.0cm
- 挿入部:約6.0cm
- 挿入部直径:Φ2.5cm
- 材質:医療用シリコン
- 【バイブレーション】
- 振動強弱切替:5段階
- 振動パターン:5種類
- 【機能】
- 静音設計
- 完全防水(水没OK)
- 【充電/稼働時間】
- USB充電
- 充電時間:約2時間
- 稼働時間:4時間程度
プリティラブ ベーシックGスポットバイブレーター
Gスポットバイブの中では最強の一角であり、以前「中イキにおすすめなGスポットバイブ人気ランキング!口コミ評価&レビューも紹介」の記事で1位を獲得した、「プリティラブ ベーシックGスポットバイブレーター」もGスポット開発にはおすすめです!
人気のメーカー「プリティラブ」の商品で信用性も高く、科学的根拠に基づいて設計された究極のデザインと、スイング・パール回転・クリバイブの3つの同時刺激を可能にした超ハイスペックなバイブです。
あらゆる層から支持を得て、今人気爆発中のアイテムの一つです。
基本性能・スペックと機能
- 【本体基本情報】
- 本体全長:23.5cm
- 挿入部:約12.0cm
- 挿入部直径:Φ3.8cm
- 材質:高品質シリコン
- 【スウィング&回転】
- 動作パターン:4種類
- ※子機バイブ7種類
- 【機能】
- 人間工学デザイン
- 静音設計
- 生活防水
- 【充電/稼働時間】
- USB充電
- 充電時間:約90分
- 稼働時間:120分程度
まとめ
本記事では、Gスポットの詳細解説としまして具体的な場所やオナニー方法、Gスポット開発におすすめのバイブなどをご紹介いたしました。
Gスポットでオーガズムに達し中イキするには、やはり専用バイブがかなり有効です。
今回ご紹介したアイテムの他にも「 中イキにおすすめなGスポットバイブ人気ランキング!口コミ評価&レビューも紹介 」などの記事でランキング形式でのおすすめバイブをご紹介しておりますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
なお、今回掲載したアイテムは
ラブトリップの公式通販サイト
でもお取り扱いしております。
こちらにも、ぜひ一度遊びに来て下さいね!